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南参インタビュー

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今後はどのような事をしていきたいですか?

正直一番悩んでいます。どうなんだろうね。yhsはいま平均年齢30歳くらいですが、この時期にいろんな事情でお芝居が続けられなくて集団でやっていけなくなり劇団が解散するという事が多いみたいで、なんとかそれに負けないようにしたいです。もちろん気持ちだけ頑張っても難しいのでみんながそれなりに楽しくやりつつですが、いい芝居ができないと意味が無いと思うのでその方策をとにかく考えよう、と。

「時間がある人集まれ!」という集まり方なら良いと思うけど「こういう芝居が作りたいんだ」って所で集まっているので、時間をどうするかって話は後からきますよね。それが段々バラバラになってくると、プロとしてやっているわけじゃないのでお芝居以外に仕事があったり結婚したり子供産んだりというのももちろんあるかもしれないです。でも今までのペースがなかなか崩せないからムリが生じて解散していくと思うけど、そういった状況になったとしても作り出せるシステムなり考え方なりお芝居なりと言うものを探していくと言う事が一番大きいかなと思います。「こうじゃないとこういうお芝居は作れない」という考えに固執し過ぎないようにしよう、柔軟に考えないとまずいなというのがあります。

今ある材料と時間だったらどういうものが作れてその中で最高のものはどういうもので、そしてそれは自信を持って表に出せるものかっていう事は最終的に判断する所。そこはこれからもずっと模索しないといけないだろうなぁって思います。だから「どうなりたいか」と言うのは凄く難しいので・・敢えて言うなら、とにかく楽しく続けられるようになりたいです。

個人としては、お芝居を見なくても生きていけるし、よっぽどの事が無い限り普通は見に行かないものになっちゃっているので「どういったものをお芝居で作るべきだろう」と言う事はすごく難しいなぁ、他に無いものじゃないと意味はないだろうなぁ、お芝居じゃないといけないものを作らないといけないだろうなぁって思いますね。音楽でも美術でも映画でも出来ないものを作らないといけないだろうな。じゃあそれは一体どんな芝居だろう?って考えるし、考えなきゃいけないだろうけど、それを全部突き詰めて考えると、お芝居がものすごく難しいものになってしまうんです。

全編無言劇みたいになったり、体がどう動くかという事にすごく集中しちゃったり、若い頃の自己満足とはまた違った自己満足になっていく危険性がすごくあるんだと思います。あくまで大衆のものがいいなぁと思うので芸術家になりすぎないようにしようっていう気持ちがあります。

北海道の人って、本当はすごく騒ぎたいのに「あんまり騒いじゃいけないのかな」って縮こまっている感じと言うか、どこかじっくり考えて「うーん、良かった!」って言うのが最高のものだと思っている節があるような気がするんですよ。何とか「演劇を見に来て騒いでもいいんだよ」って言うのを根付かせたいです。騒ぐと言うか、笑ってもいいんだよって事かな。「人生にとってものすごくプラスになる事じゃなくてもいいんだよ」「その場の発散でもすごくいいんだよ」と発信してはいきたいなぁと思いますね。



 

南参

劇団yhsを1997年9月に結成。以来、コントライブ・ オムニバス・ストレートプレイなど、形式にとらわれない様々なスタイル芝居を繰り広げている。
「バカでも天才でも楽しめる舞台づくり」を信条とし、役者(プレイヤー)たちの個性と様々なギミックによる、立体的なエンターテインメントを継続的に提供しており、その表現には定評を持って観客に受け入れられている。

yhs ウェブサイト
http://yhsweb.jp/


『遊戯祭'07〜死ぬ気で遊ぶ 中島みゆき論』

札幌の4劇団が市内2箇所の劇場で中島みゆきの楽曲を元に作品を上演します。
yhsも参加しています。是非ごらんください!

yhs出演情報
日時
11月29日(木)20:00
12月01日(土)19:30
12月02日(日)12:00

会場
ターミナルプラザことにPATOS

その他詳細は公式サイトをご覧ください。
http://www.concarino.or.jp/yugisai/



撮影協力
粋酒屋 「ほの路」
札幌市中央区南14条西6丁目
営業時間:18時〜3時
電話番号:011-562-6364


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