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南参インタビュー

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最近はどんな作品を上演しているんですか?

大体がコメディーですね。単純なコメディーじゃないものもありますけど、1時間なり2時間なりの長いお話だけではなく、オムニバスの中にもショートストーリーやコントなどを交えて上演しています。

yhsはどんな風に始まったんですか?

高校の演劇部に入っていましたが、「卒業してからもお芝居を続けたいなぁ」と思っていて、演劇部の練習で3つくらいにチームを作り、既成台本で同じ台本のあるシーンを競い合ってみよう、という事をしました。その時にほぼ初めて演出をやって出来も良かったので「これは面白いな」と思って。それまではずっと役者がやりたかったけど、自分が作品を作る側でも面白いな、皆とチームで作るのって面白いな、卒業してから劇団をやってみようかなと思って、高校の演劇部の同級生とか後輩とか、大学の演劇サークルの人とかも誘って始めました。

最初は他の劇団の人をそんなに知らなかったけど、段々と交流を持つようになってお互いに出演したりされたりしていくうちに知り合いも増え、ここ5年くらいでyhsに出て貰ううちにメンバーになったり、お客さんとして見に来た人が「入りたいです」とメンバーになったりしたかな。それまではほとんどが高校の時の知り合いと大学の時の知り合いでした。

当時の札幌の劇団というのは・・

当時一番お客さんを呼んでいたのは、おそらく「芝居のべんと箱」という所で、次に・・今はトップだと思いますが、イナダ組が続いているという感じでした。最初は札幌の演劇界というものがよく分からなかったけど、自分が劇団をやってみて徐々に見えてきたかなという感じですね。
当時は今よりも色々なタイプのお芝居があったような気がします。今は良くも悪くも「とにかくお客さんを呼ぼう」というのがどの劇団にもあるかなと思う。昔も考えていなかったわけではないと思うけど、それとは別に「自分たちのやりたいものを追求しよう」という人が結構いて、小さな劇場でお客さんも少なく、3回か4回くらいしかやらないけど、とても濃密なお芝居もありました。見ても「わけが分からないな」と思うものもあったけど、それはすごくポリシーを持ってやっていたのかな、と思います。

今は、10年前より知り合いが増えたせいもあると思うけど、多分みんなが仲良くなったのだと思います。昔は「こういうお芝居が作りたい」とそれぞれが思っていたから「あの劇団の芝居は違う」というのを感じたけど、今はそれなりにお互い認め合ったり、お芝居は好きじゃなくても「この役者はいい」「出て欲しい」という交流が生まれているから何となく全体像が分かるけど、前は本当にバラバラだったような気がしますね。

最初つながりが外に出来たのは「満点飯店」と言う劇団の人がうちの芝居をたまたま見に来ていて、全然知り合いじゃないのに「(活動休止前の)コンカリーニョでお芝居ではないけどイベントがあるからちょっとそれに出てくれない?」と言われてyhsでコントみたいなのやったりしました。やっぱyhsは笑いなんだね、って言う内容のものを。

笑いと言えばyhsだった?

そんなことも無い・・けどコントばっかりの時もありました。今でもたまにあるけど。真面目な話のお芝居の次がコントだけだったりするので、毎回印象が違ったんじゃないかな。自分たちが周りからどう見られていたかはよく分からないけど、一時期yhsのHP上で他の芝居の劇評を俺が書いていた時は、「生意気な奴らだな」って思われてたんだろうな、と思います。3,4年前に辞めたけどね。毒舌だったなぁ。お芝居のチラシってあまりストーリーを書いていない事が多くて、タイトルやデザインから想像する他ないので勝手に想像して「こんな内容だろう」という予想と「実際見に行ってどうだった」という感想を書くという企画を・・ほんとボロクソ言いながらやってました。今思えば「何故そこまで否定するのか」と言うくらい。


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