1988年の公開以来、その残忍で差別的な描写から賛否の反響を巻き起こし続け、「カルトムービー」と称されてきた『追悼のざわめき』。
150分という作品時間に加えて、目を伏せたくなるような場面も少なからずあり、その容赦の無さが全身に痕を残してくる。しかし同時に、鑑賞後には不思議な安らぎと、何とも言えない切なさに包まれた。この作品における残酷さとは、悪趣味、汚い、という表現だけが相応しい
ものでは決してない。
そのセンセーショナルな言葉面とは少し違うように感じるのは、疎外され、生きにくい人々の内面を徹底的にすくい取り、誠実に向き合おうとする作り手の想いゆえなのだ。
廃墟ビルの屋上でマネキン人形と暮らす主人公の誠は、大阪の雑多な社会という海の船上で、孤独に揺られている。この世の果てのような世界は、本当の意味で果てなどにはなく、身近にストンと存在してこちらを見ていた。
20数年を経た現代においても、飾られた薄っぺらな皮をやぶれば、そこに「追悼のざわめき」が横たわっているように思える。誠や、小人症の夏子たちの孤独に自分自身を垣間見る人々へ、本作品は寄り添ってくれると思います。確かにハードですが、繊細な作品です。
監督自ら、当時本当にやりたかったことが今回で出来た、と語るデジタルリマスター、どうか最後までご覧ください。
上映日程
| 日時: |
| 12/14 |
− |
− |
19:00 |
| 12/15 |
13:00 |
16:00 |
19:00 |
| 12/16 |
13:00 |
16:00 |
− |
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| 料金: |
前売 1,200円/当日 1,400円
※ATTIC、シアターキノにて発売中。
※またはWEBサイト、メールにて事前予約受付中。
http://www.a-yaneura.com/cinemattic03/ |
会場・お問い合せ:
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ATTIC (MAP)
札幌市中央区南3西6長栄ビル4F
011-676-6886/cinemattic@a-yaneura.com |
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