札幌インタビューマガジン  

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OLD企画 VOLCANO!!

OLD企画 from N43゜VOLCANO!!


2006年1月21日にPENNYLANE24で北海道出身のバンドOLDによる企画ライブ「from N43゜VOLCANO!!」が行われた。1年間続けてきた企画ライブの10回目。道内で活動しているバンドがステージでパフォーマンスを行うのはもちろん、会場後方では写真家、詩人、イラストレーターなど様々なアーティストの作品展示、即売が行われていた。また、ステージ左右には天井から床まである大きなスクリーンが2面配置されており様々な映像が流れたり、じゃがバターやウドンなどのフードも提供され、ただのライブイベントではなく祭りのような雰囲気を持ったイベントでした。

出演バンド(画像をクリックすると大きい画像が別ウィンドウで開きます)

サカナクション

公式サイト
2005年3月、札幌で活動中のダッチマンがサカナクション"に改名。
現在は3人のサポートメンバーと共に、札幌を中心にライブを展開。あくまでロック主体のバンドながらテクノ・エレクトロニカなどの様々な音楽的要素を消化、表現している。
ライブではVJによる映像を取り入れ、札幌を中心に月平均3本のハイペースで展開中。
映像と音楽の融合をコンセプトに掲げた自主企画Visual Music Setもスタートし大成功を収めるなど、精力的に活動中。

また、代表楽曲「三日月サンセット」がリリース未定ながらFM NORTH WAVE「SAPPORO HOT100」にチャートインするなど、その存在が多方面から注目され続けている。

セットリスト

ウネリ/三日月サンセット/雑踏/ 白波トップウォーター/アムスフィッシュ

今後のご予定

現在、楽曲制作期間中。ライブは3/11 スピリチュアルラウンジ

CD情報

ライブ会場限定で3曲入り音源を発売中


raison d'etre

公式サイト
2004年1月に初のライブ。透明感・疾走感が売りの3ピース、自称ネガティブロックバンド

セットリスト

笹舟/ モノローグ/ 自称シニカル/ ライムライト/ 酸欠/ 黙

今後の予定

2月22日にマキシシングル「ライムライト」がyumechika recordsよりリリース。
2月26日にはコロニーでワンマンライブ

CD情報

ワンマンまでの間は10曲入りで300円の自主制作CD−R、「ラフレシア」を、ライブ会場限定で販売しています。


Jake stone garage

公式サイト
2002年8月、渡邊(ボーカル、ギター)と、相馬(ベース)の2名で結成。その後、ドラマーに岩中を加え、スリーピース・バンドとして札幌を中心にライブ活動を精力的に行っている。 
強烈なインパクトを持つボーカルと、多彩な楽曲とダイナミズムに満ちたサウンドにて着実にファン層を増やし、札幌にて孤高の地位を確立しつつある存在となっている。オリジナル曲はライブで発表したもので現在55曲を超え、さらにあらゆるジャンルへと楽曲の幅を広めつつ創作を続けている。

2004年7月に発売された1stCD「奪取」は「TOWER RECORDS PIVOT店」インディーズ・チャート初登場1位、総合チャート2位を記録した。2005年5月にリリースした2ndCD「ヒバリ」もまた、「TOWER RECORDS PIVOT店」インディーズ・チャート1位を獲得しました。

セットリスト

Buzz Diver/Give the real/響/結末/
ロックンロール・ミュージック/アクア/ラトル スネーク シェイク/

今後の予定

2月はライブは特になく、レコーディングをやり、3月3日スピリチュアルラウンジ、3月20日コロニー、5月のCDの発売ですかね・・・

CD情報

1stCD「奪取」と2ndCD「ヒバリ」はタワーレコードなど、道内主要レコード店などで購入が可能です。


OLD

公式サイト
Vo品川とBa大野は幼稚園時代からの幼なじみ。2人は中学3年の学校祭で初めてバンドを組む。そこでバンドの魅力にとりつかれた2人は、高校に入ると早速ドラムをやっているクラスメイトを誘い、バンドを結成。初めてライブハウスに出演したのもその頃で、高校3年になると、品川のオリジナル曲も演奏するようになり、バンド活動は本格的になっていった。その頃から品川はプロをめざすようになっていたが、大野が大学に進学したので バンド活動は休止に。

ギターサウンド中心のバンドを目指していた品川は、もう一人のギターリストの必要性を感じるようになり、以前から顔見知りであった杉村が加入。
杉村の紹介でドラムも加入し、こうして2000年夏、OLDがスタートした。その後ドラムが脱退し、現在のドラムである神田がプロミュージシャンの道を進もうと、単身東京に行こうとしていたところ杉村からの電話でOLD加入を決意。こうして、2003年1月、現在のOLDが出来上がる。

セットリスト

耳鳴/春を待つ/この世の果て/菜の花畑/DRIVER/each other/プラチナ/雪の星(アンコール)

今後の予定

新曲をどんどんリリースしようと思っています!
只今レコーディング準備中ですので、楽しみにしてて下さい。

CD情報

◇SINGLE◇

2004/10/23
1st「throw motion」
SRCL-5806 \1,020

2004/11/03
2nd「見つめていたい」
SRCL-5838 \1,020

2003/10/22
indies1st「可憐」
TDCD-90761 \1,000

2004/04/21
indies2nd「WAYWAY」
TDCD-90805 \1,000

◇ALBUM◇
  
2005/03/24
1st「DAYDREAMER」
SRCL-58386 ¥3,059

2003/07/12
indies
FM NORTH WAVE 10TH ANNIVERSARY
邦楽インディーズレーベル
LAMANA RECORDS 第7弾
コンピレーションアルバム「極星」収録
SNCD-001 \1,575



(写真:小助川拓人)

主催者コメント(OLD杉村博樹さん)

東京の下北沢は全国的にやっぱりバンドが多いし、凄く素敵な音楽が溢れていると思います。
適当なライブハウスに入ってビール片手にライブを見ても、本当に楽しかったり。実際そういうお客さんも少なからず居ると思います。誰が出るかもわからないイベントに2500円のチケットを買って行く人がいるんですよ?

バンド活動を続けていると、一度は必ず集客について悩むと思うんです。知人、友人、音楽仲間・・・色々な人をライブに誘うと思います。付き合いで来てくれる友達も多いでしょう。そんな風にお客さんを集めていると必ずこう言われます。

「明日のライブって出番は何時頃ですか?」

仕事や用事で時間が解らないと来れない。それはわかります。でも札幌は自分の目当てのバンド以外見ない、そういった人がやっぱり多いような気がしたんです。

ライジングサンを見ても解るように、音楽が好きな人は札幌にもすごい沢山居ると思うのに、どうしてライブハウスに行く人が少ないのか?バンドのレベルが低いから?僕は下北をはじめ、全国各地でライブをしてもそんな事は一切思いませんでした。札幌のインディーズは本当に格好良い音楽だらけです。じゃぁ何故人が集まらないんだろうなぁ・・・と。

とあるバンドがいました。
札幌で僕らもアマチュア時代に何度も一緒にライブをしたんですが、別に目立って集客が多いと感じる事もありませんでした。ある日、全国紙にそのバンドが載る事がありました。その次の札幌のライブは爆発的にお客さんが増えていました。バンドが出してる音は変わっていないのにいきなりです。

唐突に理解しました。あー東京発信なんだ・・・と。

普通に生活してると、ライブハウスの事なんて解らないんですよね。どこにあるのかも解らないし、そこでどんな音楽が流れてるかも解らないんです。

これは勿体無いと思いました。こんなに素敵な音楽が、アートが札幌に沢山あるのに、こんなに素敵なお客さんが札幌には沢山いるのに・・・・。

僕らは札幌に住んで、札幌で活動をしています。けど、その事にこだわりはありません。よく 「札幌在住にこだわるわけは?」 とか聞かれますが、別にこだわりは無いんです。ただ札幌で育っただけなんです。

でも、こうやってメジャーでやってる今、札幌にいる”意味”は作りたいと思いました。ラジオをやってたり、テレビに出たり、雑誌の取材を受けたり不特定多数の人達に音楽と言葉を発する事が出来るようになった今だからこそ、札幌にいる”意味”を作りたいと・・・・。

その思いで、僕らは「FromN43°」というイベントを立ち上げました。最初から最後まで、お客さんが楽しめるように、バンドとクリエーターで作る、1日中飽きさせないようなイベント。そしてそれを僕らが不特定多数に発信してやろう!とそれこそが、札幌に住んでる”意味”だと。

目当てのバンドを見て帰ろうと思っていたお客さんが、クリエーターの作品に目が止まったり、
会場で販売しているフードをつまんだり、そんな事をしている間にもう次のバンドのライブが始まる。そのバンドの1曲目に心を奪われる。「帰らなくて良かった。こんな素敵なバンドに出会えるなんて。」それはもしかしたら、「こんな素敵なアートに触れられるなんて。」かもしれません。

とにかくそうやって全てを繋げたい。バンドとクリエーター、そしてお客さんに橋を架けたい。

そう思って去年1年間「FromN43°」というイベントを続けてきました、理想はあったのもの、最初は何をやったらいいのか、本当に解らなかったんです。1年間かけて僕は土を耕して、種を蒔いていたのだと思います。その土壌から、ようやく芽が出てくれた。

今回のスペシャルイベント「VOLCANO!!」は、各バンド、クリエーター共に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。僕らもその刺激を受け本当に楽しんで演奏ができたし、良い一日でした。

けど、この「VOLCANO!!」は始まりに過ぎません。バンド、クリエーター、お客さん。皆で作ってきたこの「FromN43°」という芽に、これからは水と養分と光を与えたい。どの芽が育っても良いんです。どのバンドでも、どのクリエーターでも・・・・。

とにかく日本中どこからでも見えるような大きな花を咲かせたい。こんなに楽しい事やってる!ってのを知ってほしい。まだまだこれからです。


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