| 脚本はいつもどのように考えていますか?
1個は個人的にすごく感情を伴ったものがあって、それを膨らましていく方法。1個は数学的にこういうことがあったら面白いというモノに足し算していくみたいなかじ。あんまり引き算とかはしないかな。それらと同時に映像もなんとなく浮かんでいて、それは強いリズムみたいなものが頭の中にある。
名前づけとかは難しいよね。すごい大変なの。ものすごい難しい。漢字とかものすごい困る。このキャラクターはマ行じゃないとか、例えば「ミキ」「リカ」だとちょっと鋭い、それが人生にもそのまんまでるとか考えたり、フィクションの名前なんだからもっとやったほうがいいんじゃないかとかね。でもゴダイゴって名字はなかなかつけられなかったり、そういうのはすごい困る。ある種の勢いがないと名前はつけられなくて、ぴったりくるっていうのはなかなか難しい。
よく物書きは自分の人生を切り売りすると言いますが
切り売りしてるよ。でも難しいのは、自分の中にすごい思い入れのある物語をそのまま描いても第三者が見たら全然気持ちよくなかったり、同情はするけど2度は見ないとかあるので結構注意してる。切り売りだけでいいなら過酷な体験してる人がナンバー1になっちゃうし、それも俺はどうなんだろうって思う。もうちょっと膨らませたり、虚の軸を加えたり、あるいは集団でやってみたいかな。みんなそういうのは持ってるじゃん。そういうのを混ぜていったほうがいいんじゃないかな。バリエーションもできるし。今一番やってみたいのはグループワークで1本作ってみたい。
最近お忙しいようですが、遊んだりしてますか
最近よくファミコンやってますね。高橋名人の冒険島。ほんといいよあのゲーム、あのゲームすごいよ。コンテニューないから恐ろしいよ。あれ何面まであるんだろう、今エリア2くらいなんだけど。その前までグラディウス2やってた。俺レーザー派。2wayとか俺大嫌い。スピード→ミサイル→オプションの順だね。あれほんといいゲーム。音が気持ちいいんだよね。カプセル取ってる音とかいいよね。グラディウス2はクリアしました。1機で3周しました。もちろんコナミコマンドは使わず。
映画を作っていて厳しいと感じたことなどはありますか
社会との接点という問題かな。例えば撮影とかで車内で2人並んでいるショットが撮りたい。運転席と助手席に座っていたら車内では撮れないじゃない。だから車外から車2台で前後して前の車の後部座席から撮ってるとガンッとか揺れていらつくのね。機材もお金なかったから借りられないし、じゃあガムテープで30万とかするカメラをボンネットに留めましょうと。リスキーだよー!するとね、そういう異物がついてると目立つし、警察も来ちゃった。
商業的にちゃんとやらなければ映画を作るってことが社会に居場所がないので、例えば部屋貸してください、って借りたはいいけど、壁全部塗り替えるわけにはいかないでしょ。外国の映画作りの苦労本なんかを見るとあって、壁は元に塗り替えますから、って言って借りてるけど、日本では同じように言っても借りられないからね。それに部屋の中のシーンを撮るために1本目は友達に借りた、2本目も友達に借りたとか、やっていくとどんどん狭まっていくのね。そういうこともっと選びたい。

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